昭和30年代、
裏日本といわれた日本海側
北陸の小さな町の子供たちの
平凡な日々を思い出すままに
描いています。

子供の頃は、どうしてあんなに
ゆっくりと時間が流れていたんだろう。

昔は良かった、
なんて決して思いません。
でも、
あの頃の、すべてが愛おしい・・・。

狭い世間の、重箱の隅をつつくような
話ばっかりです。
記憶違いの所もあるかもしれませんが
許してください。

いちやままさとし

市山雅利

保育園中退の１年後、小学校へ入学。
戦争が終わって、まだ10年しかたっていません。
あふれるほど子供がいて
貧しくっても、みんな元気よく遊んでいました。
ボクは その輪になかなか入れない
引っ込み思案の情けないイジメられっ子。

自分を可愛く描きすぎています・・・・スミマセン

'60年安保闘争、J・F・ケネディが米国大統領に就任。
ソ連のガガーリン少佐が有人宇宙飛行に成功、
ウエストサイド物語、黒沢明の用心棒が公開され
植木等のスーダラ節が大流行し親父が腹を立てていた、
そんな時代の中学生ですが・・・。

ケネディ大統領の暗殺、東京オリンピック開催、
ベトナム戦争の激化、エレキ・ブーム、
ベンチャーズ、ビートルズ、平凡パンチ、日宣美
007・ジェームス・ボンド、東海道新幹線開通・・・・
色んなことがあった三年間ですが、ボクは相変わらず
アホな高校生・・・。

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昭和の子供たち・やよい町15番地