ホ ッ ピ ン グ

ハイカラなホッピングは高価

買ってくれとは、なかなか言えない
< あれは太陽族の遊びや > と、
カーチャンは
わけのわからんことを言って牽制する
仕方なしに、竹馬一本でやってみるけど
なんか、みじめ・・・・
ホッピングは絶対、貸してくんなくって
乗ってみたことが無い
 

ダッコチャンは、妹が欲しがった

流行が終わりかけの頃
買ってもらってたけど
他のと、ちょっと違っていたような
気がする

 竹 ト ン ボ

竹を絵のように
愛用の 肥後の守 で羽根のように削り
中心に細く削った割りばしを差し込み
軸を手で勢いよく回して飛ばす

みんな器用に自分で作り
飛ばして遊んでいたけど

不器用なボクは
トーチャンに作ってもらってた

ブ〜ンと、勢いよく回転して

どこへ飛んでいくか、わかんない

誰かの竹トンボが
ボーッとしてた弟の目ん玉に当り
白目から血が出て
大騒ぎになったこともあった

肥 後 の 守

肥後守 < ひごのかみ >
男の子の筆箱の中には
必ず入っていた折り式のナイフ
女の子はカミソリだったかなぁ

鉛筆を削るのはもちろん
工作でも遊びでも

何にでも使う必需品

外へ出る時もポケットに入れてる
自分の指を切ることがあっても

他人を傷つけた、っていうのは
聞いたことが無かった


そういえば、当時の筆箱はセルロイド製
中で、肥後の守がガチャガチャすると
すぐにヒビは入る、落っことすと割れるで

業を煮やしたトーチャンが
アルミ製の筆箱を買ってくれた
うれしくって、うれしくって
教室中で自慢したもんだ

あ、肥後守の刃は
< 切れないと怪我をする・・・> って
トーチャンが時々、研いでくれてた
ボクが研ぐと切れなくなるから・・・

昭和の子供たち・やよい町15番地