修 学 旅 行 - 1

今は修学旅行なんて、とバカにするけど
めったに県外なんか出ないボク等の時代は
一大 イベントだった


九州なんて地図の上の遠い世界

どうってことない顔をしてても
ワクワク・ドキドキ・期待・不安が
ゴチャマゼになったハイテンションで
駅を出発する。

コースは図の通り・・・・

修 学 旅 行 - 2

当時は修学旅行専用列車ってなものでなく
一般列車にムリヤリ詰め込まれる
(当然、一般乗客も乗っている)

京都乗り換え、福岡までの夜行13時間
スシ詰めで通路、座席の下、
座れる寝れる所はどこでも使い
荷物棚をハンモック変わりにしようと
するものまでいる始末
終戦直後の買い出し列車って
きっと、こんなんだったんだろう

ボクは運よく、女の子の横に座れて
(デザイン科の特権です)
それも二人掛けの座席に三人という
キュークツで気持のいい
盆と正月が一緒に来たような気分

飲んだり、食ったり、喋ったり
列車の中でメッチャ楽しい一夜を明かし
福岡に着く頃には疲れきっていた・・・

修 学 旅 行 - 3

乗り物にはスシ詰め、早立ちの強行軍
宿では夜遅くまで大騒ぎ
疲れと寝不足でバスん中は寝てばっかり


楽しいガイドをしてくれた
岸子さん(たしかそうだった)には
申し訳なかった・・・・・

                 つづく

昭和の子供たち・やよい町15番地