三年の夏休みの終わり頃
親父と二人で トヤマ へ
自動二輪の免許受験に行った
二人とも落ちた
ボクは、初めて乗ったスクーターの実技で
クラクションの鳴らし忘れだったらしいけど
(当時はスクーターで実技テストをしてた)
親父は答案用紙ではなく、問題用紙に
解答を書いて提出したかららしい
親父は、とにもかくにもオッチョコチョイ
どうやって行き、帰ったか、何を話したかも
すっかり忘れたけれど
掲示板に二人の番号が無かったのと
やけに暑い夕陽の中を歩いていたのを
鮮明におぼえている
ちょっと寂しい、親子のふれあいだった
ボクはこれで
カワイから、5000円で譲ってくれると約束してた
ゲールペットというスクーターの話は
パーになっちゃった・・・
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