バスでの 2時間は大変だった。
夏の暑さと超満員のひといきれの
蒸し風呂状態で (クーラー?あるわけ無い)
バスは険しく、曲がりくねった山道を
苦しい うなり声を上げて登っていく。
対向車が来ると、どちらかが
スリ替えできる所までバック。
バスのネーチャンは
乗ったり降りたりしながら
笛を吹き誘導、テキパキしててカッコいい。
人喰い谷を通り、細尾峠で休憩。
弟は車酔いで、休憩中も吐きっぱなし。
なんとか到着し、バスを降りると
開放感でいっぱい。
足が地につかないまま
母の実家まで駆けて行く
カーチャンに抱えられた弟は
半死半生・・・。
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