ボ ン ヤ リ

なんにも自信が無く
夢や希望も持たず
勉強も部活もしないで
ボンヤリ過ごす日々
 
社会へ出るのが恐くって
大人になりたくなかった
このままの生活を続けれないか

真剣に思っていた
 
ナイーブだったわけじゃなく
小心な怠け者だっただけ
 

だから中学から高校2年あたりまでの
記憶があまりない
 
中3 のクラス会に行った時は
担任の先生から
< 悪いけど君のことは憶えていない > と
言われたが
そうだろうと思う

社会へ早く出て働きたい!って
言ってたやつもいたが
とてつもなく逞しく見えた
  
          

ソ リ ソ リ

 中学にもなると 
 
 今までスッキリしてた所に
 うぶ毛のようなものが生えてきた
 と思っていたら
 あっというまに黒くなっていく
 
 大人がそうなっているのは当たり前だけど

 勝手に大人の仲間入りさせられるみたいで

 ボクはあせってしまい、銭湯へいくたび
 誰かが使い捨てたカミソリで
 まわりの視線を気にしながら
 セッセ、セッセと剃っていた。
 

 若いから伸びるのもはやい
 しばらく頑張っていたが
 カミソリ負けやら剃り損ないで傷だらけになり
 あきらめる・・・・
 
 タオルで前をかくすようになるのは
 みんなこの頃からじゃない?

北 朝 鮮

 全校生徒を体育館に集めて
 北朝鮮へ帰る生徒の
 お別れ会があった
 
 ある事情で日本へ来た北朝鮮人の子弟で
 この度、家族と新潟から船で祖国へ帰る
 という先生の説明
 
 
 知ってるやつはいなかったけれど
 うなだれて壇上に並んでいる彼等が
 すごく可哀想に見えた
 
 最近、メディアが

 北朝鮮の状況を報道するたび
 あの生徒たちは
 どうしてるんだろう
 と気になる

昭和の子供たち・やよい町15番地